Kozuのライフログ

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医療事故をHPで公開/名古屋市立大学病院

Yahoo!ニュース:名古屋市大病院で昨年度に事故42件、HPで公開へより。
名古屋市立大学病院(名古屋市瑞穂区)で昨年度、病院側の過失による医療事故が、42件起きていたことがわかり、同病院は全事例の概要をインターネットのホームページに近く掲載する。(中略)勝屋弘忠副院長は「軽微な事例も細かく拾い上げ、公表することで病院の信頼が得られるのでは」と話す。厚労省医療安全推進室は「大学病院などの特定機能病院に対し、重大事故は報告を義務化するが、現段階では、かなり先進的な取り組みだ」としている。(読売新聞)
こういった取り組みがなされることは喜ばしいことだ。今まで隠されていたことだけに(「かなり先進的な取り組みだ」ということは、今までは公表していないということになる。)これから、いろんな病院が公表してくれるといいと思う。一方で・・・自分が今この病院に入院したら、手術前の同意書にサインする手は震えるだろう。客観的に比較する情報がないだけに、公表されてないときと比較すれば確実に不安は大きいものとなるだろう。(自分がその過失の対象にならないだろうかという漠然とした不安が募る。)だから、得たいと思う人だけが入手できるという意味でホームページでの公表程度がベターなのかもしれない。やはり今でも医療の世界では、患者の精神面を重視するならば、「知らぬが仏」であるべき部分があると思う。数多くの病院が公表すればそういった不安は少なくなるだろうが。