Kozuのライフログ

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「宇宙」が登場、災害時通信

去年から今年はじめにかけ、大雪の災害に見舞われている。ここ最近、大きな地震等、災害が多く発生しているように思えてならない。そんな時に必要不可欠なのが災害時の情報管理、そのために必要なのが災害時にも機能する通信手段なのだが、企業が自社で持つのでなく、サービスとして提供される時代がやってきた。 NIKKEI NET:『宇宙通信、電力・ガス向けに衛星通信の一貫サービス』より・・・。
衛星通信大手の宇宙通信(東京・品川)は4月に、電力・ガス会社向けに衛星通信の一貫サービスを始める。 電力・ガス会社は地震など災害時の緊急連絡用に衛星通信を利用。通常は自前の通信設備を用意している。宇宙通信はこの投資を肩代わりし、運用管理から通信サービスまでを提供する。
宇宙通信のHPには通信に関する様々なことが書いてあり興味深い。静止衛星という言葉を聞いたことがあると思うが、ものすごい速さで飛んでいるようだ。詳しくはHPの「衛星通信とは」というところに書いてあるのでそちらをどうぞ。 宇宙通信を利用すれば、確かに災害時地球上で何が起ころうが衛星には関係なく信頼性が高い方式に見える。しかし、受け手は地上の人であるし、設備は地上の物を使う。バックボーンが信頼性の高い方式でも、最終的に受け手に届く前段階でネットワーク上のボトルネックにひっかかったりしないようにするところが最も肝要だ。 そして伝送する内容としては・・・大規模な災害であればあるほど、多くの人が情報を即時性を維持し伝送する必要性が高いのだから、伝えたい内容を必要最低限にし、かつ定型化すればいい。だが、今はそこまでしなくても間に合うのだろう。(そういった問題が顕在化するのはもっと大規模な災害時か・・・)