Kozuのライフログ

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ドリフト

ドリフトは「drift」と英語で書きます。でも、走り屋がやるドリフトではないですよ。それから「drifters」だと「だめだ、こりゃっ。」です。「@nifty翻訳」によれば、driftは「漂流」の意味だとのこと。計装では「ゼロドリフト」とか「温度ドリフト」等のように使います。ある値、たとえばお風呂の温度を表示する温度計があったとしましょう。温度を表示するときには、0%で35度、100%で45度というなかでは、40度のお湯なら50%なんだよと、計算して表示します。ところが、その0%っていうのが、あるときにわずかながら増えたり減ったりする現象があるんですね。まさにふらついているんです。それをドリフトといいます。さっきまでは0%っていうのは35度だったのに、今は35.5度が0%(極端ですが)、なんてことが起きると、表示している値がふらついているのは、本当に知りたかった風呂の温度なのかわからなくなりますよね。ドリフトは少なければ少ないほどいいのですが、全くのゼロにはならないので、ふらつくのは大体どの程度かを調べておいて、それが問題とならないように考えるわけです。