Kozuのライフログ

過去の投稿をすべてここに集約。これからはここがメインブログ。

ランプ色の赤と緑~業界ごとの違いとバリアフリー

設備を起動したり、停止したりするための操作スイッチやランプ色、あるいは画面上の表示色に良く用いられる色がある。それは赤と緑だ。私が仕事をしているところでは、運転ランプは赤色、停止ランプは緑色、起動スイッチは赤色、停止スイッチが緑色、バルブの開状態を示す表示が緑色、閉状態を示す色が赤色のように、赤と緑は非常に多く使われている。株式会社ホクト さまの「盤屋さんの技術講座」にはJIS規格を含め、色毎の使い分けが書いてあるが、それを見て思うのは、多く使われている赤と緑だけども、業界が違えば、全く逆の意味になることがあるということ。これはかなり注意が必要だ。(転職したりして前使っていたものと同じと思っていると事故のもとになる勘違いを起こしかねない)。その赤と緑だが、さらに感じていたのが、赤緑色盲の方の場合、非常にみにくいはずなのだ。赤、緑それぞれのランプの上の「運転」「停止」といった銘板でランプが何か判別し、ランプの明るさでどういった状態かを把握する以外ないのだろうと思う。この件に関連する興味深いサイトを見つけたので書き留めておく。岡部さんの「色盲の人にもわかるバリアフリープレゼンテーション法」というサイトだ。やはり、赤と緑のランプ色の違いだけでは、見づらいと書いてある。そして、こういったWebページも同様で、色盲の人がどのように見えるかをチェックするソフトが先ほどのサイトの中にあった。Webデザインで働いている人には常識なのかも知れないが、「ウェブアクセシビリティ」の一つとして、このソフトによるチェックもぜひやるべきだと思う。(公なページであればあるほど)