Kozuのライフログ

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「計装」の役割

「計装」の役割とは何でしょうか。それを語ると「計装」という言葉がわかるのではないでしょうか。私が仕事をしていて聞いた「たとえ話」を書いてみます。一部私のオリジナルもありますけど。

今、何かを作る一つの工場があるとしましょう。材料を使って加工して製品として出荷する、それが工場という言葉から来るイメージですね。そこで、その工場を人間におきかえた場合に、工場のいろいろなものは人間でいう何に該当するのでしょうか?その逆のほうが話がしやすいかな?人間にとっての「何か」が、工場では「何」に該当するのでしょう。

では、一つ一つ書いてみます。

・人間にとっての「食べ物」は、工場にとっての「入荷する原材料」

・人間にとっての「排泄物」は、工場にとっての「廃棄物・排出物」

・人間にとっての「心臓」は、工場にとっての「電気設備」

・人間にとっての「血管」は、工場にとっての「電線」

・人間にとっての「骨」は、工場にとっての「基礎」

・人間にとっての「肉・内臓」は、工場にとっての「機械」

・人間にとっての「皮膚」は、工場にとっての「外壁・塀」

と、まあこういう感じなんですが、工場には電気設備、機械設備、土木・建物設備とならんで、「計装設備」といわれるものがあります。そこで、「計装」の役割というものを人間との比較で書いてみると・・・・(今度は逆に書きます)

・工場にとっての「計装」は、人間にとっての「頭脳・神経」

ということなのです。つまり、すべてを思い通りにうまく動かしたり、危ないことがあったら回避したりするそんなことを考えてそして指示を出したり、危ない状況を察知するといった役割なのです。

どうでしょう。少しわかりましたか?