Kozuのライフログ

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落雷場所までの距離簡易計算法

Wired News - 高性能センサーで雲の中の雷を観測、予報精度を向上 - : Hotwiredより。
簡単な算出法――稲光から雷鳴までの秒数を5で割れば、雷が落ちた地点までのマイル数が分かる(キロメートルなら3で割ればよい)――を子供のころに習ったかもしれないが、これは確かに有効だ。
どうしてそういう計算方法なのか、簡単に計算してみると、光の速度は
3.0×10^8(m/s)
で、音の速度は
約340(m/s)
です。 光の速度のほうが断然に速いので、落雷と同時に光を見たとみなせます。 そうすると、距離=速度×時間なので、
落雷した場所までの距離(m)=340(m/s)×「光を見てから雷鳴が聞こえるまでの時間」(s)
という計算式が成り立ちます。これを変形すると
落雷した場所までの距離(km)=340(m/s)×「光を見てから雷鳴が聞こえるまでの時間」(s)/1000 =「光を見てから雷鳴が聞こえるまでの時間」(s)」/2.9
ということだから、光を見てから雷鳴が聞こえるまでの時間を数えた後に、3で割ると落雷場所までの距離(km)が出るんですね。 言われてみると簡単にわかる計算法だなあ。(知らなかった・・・・)