Kozuのライフログ

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備蓄米/備蓄量の地域格差の妙

備蓄米という言葉をこのニュースで知った。 asahi.com:備蓄米遠隔管理システムを開発 NECとドコモ北海道より。
NECとNTTドコモ北海道は、備蓄米を保管する倉庫内の温度・湿度を無線センサーで感知し、離れた場所にあるパソコンで管理するシステムを開発した。(中略)両社は4月22日から苫小牧倉庫(北海道苫小牧市)と協力し、実用化実験を始めた。実験では、約2000トンの備蓄米を保管する倉庫(38メートル×25メートル、高さ11メートル)の3カ所に無線センサーを設置。中継機を介し、倉庫内に置く管理用パソコンに無線でデータを集める。
2000トンという数字がものすごく大きく感じたので、少し調べてみると・・・・各都道府県でいざというときの備蓄量について書いてあるページを見つけた。 内閣府防災担当のホームページ「防災情報のページ」だ。この中の備蓄倉庫・備蓄物資・応急救護設備(pdfファイルです。)という資料に、47都道府県の米の備蓄量の総計があり、その量は、
9,211,469 kg
なのだそうです。つまり9211トン。ということは、2000トンと言う量は、日本全国の備蓄米の5分の1強にあたる量なんですね。 そして、米の備蓄量について各都道府県毎での人口1万人あたりの備蓄量というものがありました。 最も多いところが、1万人あたり3333.5kg(東京都)。そして最も少ないのは、
1万人あたり0.0kg!!(佐賀県熊本県
この資料には、他にも様々なものの各都道府県毎での人口1万人あたりの備蓄量という興味深いデータがあります。例えばカンパンでは、最も多いところが、1万人あたり4271食(神奈川県)。そして最も少ないのが、
1万人あたり1食(沖縄県
この数字の差がなぜあるのか、時間をかけて調べてみるとおもしろいかもしれないですね。