Kozuのライフログ

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蚕よ未来へ羽ばたけ

先日、「ビートたけしの!こんなはずでは!!」というテレビを見て初めて、クモの糸が自然界で最も強い繊維であることを知った。ただ、量産できないので、なんとクモの遺伝子を蚕にのせる技術が成熟しつつあるとのこと。(テレビではそれをスパイダーズシルクと言っていた。訳せば確かにクモの絹?!) 検索エンジンで調べてみると、確かに信州大学繊維学部でそういった研究をしているらしい。(テレビでもどこかの大学の先生が話していたんだけど、どこの先生だったか忘れてしまった。) そして、また蚕を使った新しい技術がニュースとして流れていた。 NIKKEI NET:カイコ使い光触媒生産・長野のベンチャー企業より。
ベンチャー企業のエイチ・エー・エル(長野県松本市、伊藤一郎社長)は、カイコを利用した光触媒材料の生産技術を開発した。カイコに特殊な飼料を与え、光触媒機能のある繭を作らせる。光触媒材料は有害な有機物の分解や抗菌、脱臭といった効果があり、インテリア用品の原料などとして利用できる。
養蚕業は、昔、大竹しのぶが主演した「ああ野麦峠」「もの作り 人作り 仲間作り」より)でもあったように、日本を支える重要な産業の一つだった。時代の流れで養蚕家も減っていったのだが、再び養蚕は日本を支える(と言ったら大げさだが)重要な産業になりうるかもしれない。 羽化しても羽ばたけない蚕よ。今こそ未来へ羽ばたけ!